
YASHA―夜叉―
完結YASHA―夜叉―
有末静は沖縄の離島で、母親と二人静かに暮らしていた。母は目立つことを恐れ、人目を避けるように生きていたが、それでも慎ましい生活に満たされていた。しかし、その平穏は突然打ち砕かれる。ある日、謎の男たちが家に押し入り、母を殺害し、静を連れ去ってしまう。すべてを奪われ、彼は見知らぬ世界へと放り込まれた。
それから六年後、静はわずか十八歳で博士号を持つ天才青年として日本に戻ってくる。彼の周りには、その類まれな頭脳を狙う者たちから身を守るための護衛が常についていた。帰国の表向きの目的は、幼なじみの猛市が働く大学での研究協力だったが、それは静の過去と彼自身の正体にまつわる暗い秘密が明らかになる序章にすぎなかった。
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1985
2004