Tempalayが『Fool Night』のオープニングを担当、「Shake! spit out」を発表
日本のトリオがNetflixアニメのために楽曲を制作。11月26日配信、制作はサンライズとシャフト。
Tempalayがアニメ 『Fool Night』のオープニングテーマを担当する。日本のバンドが本作のために「Shake! spit out」を書き下ろした。Netflixで11月26日に全世界配信され、全話が一挙公開される。
発表は11月5日にアニメ公式アカウントから行われ、あわせてメイン予告編が公開され、すでに楽曲を聴くことができる。エンディングはNowluの「Iki」が担当する。
Skream!が伝えたコメントで、Tempalayは出発点がマンガの冒頭に引かれたシェイクスピアの引用だったと説明している。「 『Fool Night』の冒頭で引用されているシェイクスピアの一節にインスパイアされました。絶望のなかに見出す光をテーマに、生への渇望と矛盾、逃避を表現しようとしました」。バンドは作品の内容を「自分なりに、余すところなく」反映したと付け加え、アニメと原作コミックの両方を楽しんでほしいと呼びかけている。
受賞歴のあるマンガと異例の制作体制
『Fool Night』 は安田佳澄のマンガが原作。 『このマンガがすごい!2023』 にランクインし、同年のJapan Expo Awardsで最優秀サスペンス賞を受賞、累計発行部数は100万部を超えている。アニメ化では、これまで歩みの大きく異なる2つのスタジオが初めて組む。 『ガンダム』シリーズで知られるサンライズと、 『魔法少女まどか☆マギカ』 や 〈物語〉シリーズを手がけたシャフトだ。
この組み合わせは原作の内容から見て理にかなっている。 『Fool Night』 は、人が生き延びるために植物へと姿を変えられる近未来を描く。SFの設定に内面的で不穏な要素が絡み、サンライズの工業的な制作力とシャフトのより抽象的な演出のどちらにも合致する。
Tempalayは日本の映像作品では新しい名前ではない。サイケデリック・ロックのトリオは、ドラマ 『青野くんに触りたいから死にたい』などに楽曲を提供してきた。「Shake! spit out」もその路線を踏襲し、サイケデリックなメロディと、作品世界と呼応することを意識した歌詞になっているとコメントで強調されている。
メイン予告編では、サンライズとシャフトのアニメーションに乗せてすでに楽曲を聴くことができる。週刊ではなく一挙配信の場合にはよくあることだが、今回の予告ではかなりの映像を見せる構成になっている。
11月26日に全世界配信
Netflixが 『Fool Night』 を11月26日から全世界で配信する。シーズンを分割せず、全話が同日に公開される。この判断は音楽の聴かれ方にも影響する。週刊放送がないため、オープニングとエンディングは数か月にわたって寄り添う曲というより、作品を提示する曲としての役割が強くなる。
アニメのチームは公式Xアカウントを主な情報発信の場として運用している。Tempalayの発表も予告編も、そこで公開された。
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