『マッシュル』実写映画が2027年3月公開、主演は真剣佑、監督は福田雄一
甲本一原作の実写化を手がけるのは、『キングダム』や『SAKAMOTO DAYS』のヒット作を生んだスタジオCREDEUS。
漫画 『マッシュル-MASHLE-』 の実写映画が製作される。 週刊少年ジャンプ の人気作を原作とする本作は、2027年3月19日に日本で公開予定。主演は 前田真剣佑 、監督・脚本は 福田雄一 が務める。制作を手がけるのは CREDEUSで、 『キングダム』 や 『SAKAMOTO DAYS』の実写化を担当したスタジオだ。
発表は11月4日で、その翌日に主演俳優と監督が明らかになった。10月31日まで新田真剣佑名義で活動していた真剣佑は、 『るろうに剣心 最終章 The Final』 やNetflixの 『ONE PIECE』 シリーズで知られる。一方の福田は、 『銀魂』 の実写版や、最近では 『SAKAMOTO DAYS』を監督している。
『マッシュル-MASHLE-』のあらすじ
甲本一による原作は、 週刊少年ジャンプ で2020年1月から2023年7月まで連載され、単行本は全18巻。映画公式サイトによると、全世界での累計発行部数は1200万部にのぼる。主人公は、魔法がすべての世界で魔法を使えない少年マッシュ。その欠落を純粋な筋肉で補いながら、魔法学校のエリートである神覚者を目指す。
アニメは2023年と2024年に放送された。第2期のオープニング「Bling-Bang-Bang-Born」は大きな話題となり、第3期は映画公開のわずか2か月前、2027年1月に放送予定だ。このスケジュールは偶然ではなさそうだ。新シーズンで物語を知った人が、すぐに映画館で実写版を見られるようになっている。
映画を支えるチーム
製作体制は日本の映画界で一般的な方式で、ワーナー・ブラザース・ジャパンとフジテレビが幹事を務める製作委員会を組み、CREDEUSが撮影を主導し、東宝が配給を担当する。ワーナーは日本人スタッフとキャストによる国内作品に長年力を入れており、 『るろうに剣心』 (2012年)はその初期の例のひとつだ。ただし同社は2025年末に日本国内の映画館向け配給事業を終了したため、今回はその役割を東宝が担う。
CREDEUSを率いるのは松橋真三。WOWOW出身のプロデューサーで、2005年に独立した。 『銀魂』、 『ゴールデンカムイ』 、 『ブルーロック』などを手がけ、小学館のデータによると、2026年時点で同社の製作作品の累計興行収入は1000億円を超えている。
その代表作が、原泰久の漫画を原作とする 『キングダム』だ。最初の4作品の合計興収は245億円を超え、2026年7月公開の第5作は公開26日間で51億6000万円に達した。これにより、日本実写映画シリーズとして初めて5作連続で興収50億円超えを果たした。主演の信役は山﨑賢人が5作すべてで演じている。
『SAKAMOTO DAYS』は、鈴木祐斗による元殺し屋が家族との平穏な暮らしを守る漫画で、こちらも福田とCREDEUSが手がけた。目黒蓮主演の映画は2026年4月29日に公開され、21日間で興収22億3000万円、観客動員161万人を記録した。同スタジオの別作品 『国宝』 (2025年)は、2025年11月に日本実写映画史上最高の興行収入を達成した。
『マッシュル』が異なる点
CREDEUSの手法は、人気原作、大規模なチーム、徹底的に準備した主演俳優という3つの柱で成り立っている。 『マッシュル-MASHLE-』の場合、福田は実写化の承認を受けるとすぐに真剣佑に連絡し、俳優は役作りのために約3年かけて体を鍛えた。
ただし、同スタジオの他の大ヒット作とは違いもある。 『キングダム』 は2006年から連載が続いており、 『SAKAMOTO DAYS』 も連載中だ。一方、 『マッシュル-MASHLE-』はすでに完結している。結末が決まっているため、物語を脚色する際の自由度は変わってくる。
作風もまた異なる難しさがある。 『キングダム』 と 『SAKAMOTO DAYS』 はアクションと壮大さが持ち味だが、 『マッシュル-MASHLE-』 は魔法バトルに、無表情な主人公が世界のルールをまったく自然に壊していくコメディを組み合わせている。魔法を迫力あるものにしつつ、ギャグを実写で成立させるのは、大規模な合戦を撮るのとは別の仕事だ。
映画は2027年3月19日に日本で公開される。他国での公開や配給については未定だ。マッシュ役に真剣佑が決まったことをどう思うか、ぜひコメントで教えてほしい。
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