日本の若者の漫画離れが加速:雑誌は減少、デジタルも手が届かず
研究者が調査をまとめ、小中高生の読者減少を明らかに。出版社側はスマホへの移行が一因と補足
Anitsuオリジナル版の画像。 日本の研究者でジャーナリストの飯田一史氏は、漫画業界が懸念する傾向に具体的な数字を示した。日本の子供や若者の漫画離れが進んでいるというものだ。President Onlineのコラムで飯田氏は、各年代の学校調査をまとめ、若い読者が紙媒体からもデジタルプラットフォームからも離れつつあると結論づけた。
雑誌に関するデータは明白だ。日本学校図書館協会によると、1980年代には中学生は月に約10冊の雑誌を読んでいたが、2025年にはその数は1冊にまで落ち込み、中学生の77.7%が「一冊も読まない」と回答した。単行本の読書率も1985年から2023年にかけて、小学校・中学校・高校のすべてで約20ポイント低下した。
デジタルへの移行は減少分を補えていない。高校生で画面で漫画を読むのは49%にとどまり、小学生ではわずか15%だ。飯田氏は、日本のアプリは大人向けに設計されており、頻繁なサブスクリプションや課金によって、クレジットカードも自分の収入もない若者が排除されていると指摘する。それに比べて韓国のウェブトゥーンは、その層が利用しやすいエコシステムの構築に成功した。
週刊少年ジャンプの例は減少を如実に示している。Unseen Japanが引用したデータによると、中学生の読者数は1996年の約500人から2019年には54人にまで減った。一方、コロコロコミックは小学生の間で堅調な支持を維持している。
飯田氏の説は全員が同意しているわけではない。スクウェア・エニックスとKADOKAWAの編集者は、若者は漫画をやめたのではなく、紙からアプリへ移行しているだけだと応じ、「漫画の死」をめぐる議論は日本で繰り返し起きてきたと指摘した。それでも、次世代の読者を失わないために、より利用しやすいデジタルチャネルが業界に必要だという点では一致している。
AnitsuにMateo Henríquezによるオリジナル記事として掲載。2026年11月5日にDonOtaku向けにテキストを検証・照合。元の日付は保持。
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