
カーニヴァル
完結カーニヴァル
ナイは、自分にとって大切な人である嘉禄を探して当てもなく旅を続ける、無邪気な少年だった。唯一の手がかりは、肌身離さず持っている古い腕輪だけ。捜索の途中、彼を監禁しようとする恐ろしい女の手に落ちてしまうが、屋敷に盗みに入っていたずる賢い泥棒・花礫によって救出される。
逃亡する二人は、国家治安部隊から指名手配を受けてしまう。追い詰められた彼らが出会ったのは、人肉を喰らう化け物「禍」から市民を守る、国内最強の防衛機関「サーカス」だった。
サーカスは、ナイの腕輪が実は組織の古い識別票であることを知り、彼に強い関心を抱く。ナイがサーカスの保護下に留まることを選ぶ一方、花礫は自分の居場所を見つけられずにいた。嘉禄の捜索は、やがて二人をより大きな争いへと巻き込んでいく。禍はナイに惹きつけられるように現れ、その裏では「カフカ」と呼ばれる謎の組織が糸を引いていた。
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