
小説 空挺ドラゴンズ
完結小説 空挺ドラゴンズ
捕龍船クィン・ザザの乗組員たちは、正体不明のウイルスによって次々と倒れ、船は壊滅状態に陥る。絶望的な状況の中、かろうじて立ち上がることのできる数少ない生存者のひとりであるヴァナベルが指揮を執り、最寄りの安全な港へと船を向けることを決意する。
しかし、その道のりは険しい。病は容赦なく広がり、物資は底をつき、船には不確かな運命の影が忍び寄る。ヴァナベルは、手遅れになる前に有効な治療を施せる者を必死に探しながら、自らの限界と向き合わなければならない。
一方、倒れた乗組員たちにとって、彼女こそが希望そのものであり、そのひとつひとつの決断が生死を分けることになる。果てしない空と巨大な竜が棲まう世界を舞台にした、生存と決意の物語。
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2016