
正解するカド
完結正解するカド
内閣府政策企画局長の真道幸路朗は、出張のため羽田空港にいた。搭乗した飛行機が離陸しようとしたその瞬間、巨大な構造物が突如として現れ、乗客251名を乗せた機体を丸ごと飲み込んでしまう。しかし、内部に閉じ込められた乗客たちは誰一人として傷を負っていなかった。
構造物の内部で、乗客たちはヤハクィザシュニナと名乗る人間の姿をした存在と出会う。彼は自らを「異方体」と呼ばれる場所から来た者だと語り、危険はないと告げる。そして巨大なスクリーンに外の様子を映し出すと、乗客たちの携帯電話に一斉に、日本全国民へ向けたメッセージが届く。「我、ヤハクィザシュニナ、日本の内政に介入することを通告する」。
真道は日本政府とこの謎の存在との仲介役を務めることになる。ヤハクィザシュニナの目的、それは「世界を前進させる」ことだという。
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