
ヨルムンガンド
完結ヨルムンガンド
ヨナは、西アジアの武力紛争で家族を失った少年兵である。紛争を裏で支える国際的な武器商人によって人生を狂わされた彼は、暴力を憎みながらも、人を殺せるほどに武器の扱いに長けていた。
そんなヨナの運命は、若く冷酷な武器商人ココ・ヘクマティアルと、彼女に率いられる傭兵たちに仕えることになった日から変わり始める。彼らは世界中の闇市場や戦場を巡り、ヨナの幼少期を奪ったのと同じ紛争に火をつける取引を次々と成立させていく。
武器への拒絶と仲間への忠誠の間で引き裂かれながら、ヨナは後戻りのできない暗い道を進んでいく。