
銀盤カレイドスコープ
完結銀盤カレイドスコープ
桜野タズサは16歳のフィギュアスケーター。美貌と才能に恵まれながら、高慢な性格が災いして周囲から疎まれている。実力を発揮できないまま、日本代表としてオリンピックに出場するという夢は少しずつ遠ざかっていた。
そんなある日、カナダ人の青年の幽霊に憑依されるという予期せぬ出来事が起きる。以来、彼女は自分の体と日常をこの霊と共有しながら、競技への復帰と氷上での実力証明を目指すことになる。さらに事態は、その幽霊が留まる理由を自分自身で持っているらしいと知り、いっそう複雑になっていく。