
ゲド戦記
完結ゲド戦記
王国は衰退の一途をたどり、人々は奇妙な振る舞いを見せ始めていた。作物は枯れ、家畜は弱り、街には言い知れぬ不安が漂っている。何よりも不穏なのは、本来ならば人間の世界に現れるはずのない竜が姿を現したことだ。竜は世界の均衡が崩れた証であり、その出現は破滅の前触れとも言われている。
さすらいの魔法使いゲドは、この異変の原因を探るため旅を続けていた。その途中で出会ったのは、心に深い闇を抱え、危険な一面を秘めた若き王子アレン。彼は自らの影に怯え、逃げ続けていた。魔女クモは、そんなアレンの恐怖につけ込み、彼を利用してゲドを陥れようと企む。
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1983
2006