
大伝説の勇者の伝説
完結大伝説の勇者の伝説
ライナ・リュートは、征服戦争の後、張り詰めた平穏を保つ国ローランドの王立騎士学校の生徒である。怠惰な外見と無気力な態度とは裏腹に、ライナは秘密の力を持っていた。あらゆる魔法を複写し分解できる、受け継がれた能力「複合魔法眼」である。揺るぎない意志と強い正義感を持つ仲間シオン・アスタルと共に、ライナは王国にまつわる謎を調査する任務を受ける。
しかし、その任務はやがてローランドの根幹を揺るがす陰謀へと変わる。シオンが政治と戦争に関わっていく一方で、ライナは彼の力を支配しようとする勢力に追われることになる。伝説の勇者たちが混沌の遺産を残した世界で、ライナは自らの運命が破壊の兵器となることなのか、それとも新たな始まりの触媒となることなのかを決断しなければならない。彼の過去の秘密を彼自身よりもよく知る敵たちと対峙しながら。