MAPPAが『チェンソーマン』を外部投資家なしで100%出資した理由を説明
大塚学社長が、アニメ業界では異例の決断のリスクと利点を詳述
Anitsuオリジナル版の画像。 MAPPAの大塚学社長は、文春オンラインのコラムで、同スタジオが『 チェンソーマン 』の制作費を外部資金に頼らず100%出資することを決めた理由を説明した。これはアニメ業界ではあまり見られない手法である。
大塚氏によれば、この決断は信頼というよりもチームの覚悟に基づくものだったという。同氏は、『 チェンソーマン 』こそが、自分がアニメーションの仕事を選んだ理由であり、STUDIO4℃で働き始めた頃に情熱を注いだサブカルチャーの遺産を体現する作品だと述べた。既存の枠に収まりきらない荒々しさと、わずかに歪んだ視点が、エンターテインメント作品としての確かさと結びついているのだという。
全額を出資したことで、MAPPAはマーケティング、海外配給、マーチャンダイジングもすべて自社で担うことになり、プロジェクトを監督する製作委員会は存在しなかった。大塚氏は、主な目的は利益を蓄積することではなく、クリエイティブチームの労働環境の改善、次世代の育成、機材の導入に再投資することだと明言した。
同氏は、その責任は想像以上に重かったと認めた。第1期は制作面でも権利管理面でも、計画通りには進まなかった。これは経験不足と未熟なチーム体制が原因だとしている。すべてを自社出資することを選んだ以上、その結果はすべて自社に降りかかる。
初期のつまずきにもかかわらず、『 チェンソーマン レゼ篇 』は2025年の公開時に日本とアメリカで興行的成功を収め、スタジオはすでに12月に発表された刺客編のアニメ化を準備している。
AnitsuにてEduardo Casanovaによるオリジナル記事。DonOtaku向けに2026年11月5日に校閲・照合済み。元の日付は保持。
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