鉄拳、『あしたのジョー』作者・ちばてつやに感謝の別れ
鉄拳は学生時代にちばてつや賞を受賞し、2013年に日本漫画家協会の賞を受けた際に再会した。
お笑い芸人でアーティストの 鉄拳 が、 ちばてつや(代表作 『あしたのジョー』)への別れを感謝にあふれたメッセージで綴った。ちばてつやは87歳で死去し、鉄拳は10月27日にInstagramへ投稿を寄せ、彼を「恩人」と表現した。
投稿で鉄拳は、ちばとの縁が高校生のときに始まったと振り返った。当時、ちばが創設した新人賞 「ヤングマガジン」 の ちばてつや賞に作品を送り、受賞したという。「漫画家を夢見ていた自分にとって、漫画の世界に入る大きなきっかけになりました」と綴った。
漫画の夢から舞台へ
その受賞がそのまま漫画家への道につながったわけではない。鉄拳は何度も挫折し、大きく回り道をしたと認めている。お笑い芸人になって パラパラ漫画 (1枚ずつ絵を動かす手法)を描き始めたことで、かつて離れた世界へ戻ることになった。
ちばとの再会は2013年。ちばが理事長を務めていた 日本漫画家協会から 特別賞を受賞した。鉄拳は、漫画の世界に再び迎えられたように感じたと振り返る。「一度離れてから漫画の道に戻った自分を、賞で受け入れてくれたことがうれしかった」と記した。
授賞式で、ちばは鉄拳に近づき「覚えているよ」と声をかけた。鉄拳は冗談だったのかは分からないとしつつ、とても感激したと明かした。
絵と約束を添えた別れ
投稿には3枚の画像が添えられた。生前に撮影された2人の写真、鉄拳自身が描いた2人のイラスト、そしてちばの代表作 『あしたのジョー』の主人公 矢吹丈の絵だ。
鉄拳は、漫画の世界に入る機会を与えてくれたこと、そして戻ってきたときに再び道を交わらせてくれたことへの感謝を述べてメッセージを締めくくった。「これからも自分なりに頑張ります」と約束した。
鉄拳とちばてつやのエピソードを知っていましたか? ちば作品の中で特に心に残っているものをコメントで教えてください。
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