呪術廻戦のアニメーター、アニプレックスの反AI宣言に疑問を呈す
西井輝美氏、複数のスタジオが既に極秘にAIを使用していると指摘し、新人育成への影響を警告
Anitsu初出時の画像。 ベテランアニメーターの西井輝美氏( 呪術廻戦の総作画監督)は、アニプレックスが自社制作で人工知能を使用しないと公に約束したことに疑問を呈した。Blueskyへの最近の投稿で西井氏は、複数のアニメスタジオが既に特定のクリエイターの作風を模倣したAI支援の絵コンテをひそかに導入し始めており、さらに人間の監督が後から手直しする初期レイアウトの作成にも生成AIを使用していると指摘した。
西井氏は、アニプレックスが本当にその約束をできる立場にあるのかと疑問を投げかけた。たとえ同社がAIを避けたとしても、外注先のスタジオがその技術を使っている可能性があるからだ。「では、アニプレックスがAIを使わないと宣言しても、外注先の制作スタジオは現実的にAIの使用をやめられるのか。特に既にテクノロジー企業に金を払っている状況では」と問いかけた。
西井氏はまた、アニプレックスはアニメの生産量を増やすためにAI開発を積極的に推進している制作側の企業であり、その反AI声明を信じるのは難しいと述べた。同氏によれば、企業幹部らはおそらくこの変化を既に把握しているが、大きな騒動を引き起こすと分かっているためAIの使用を秘密にしているという。
彼女の最大の懸念は、新人アーティストの育成への影響だ。スタジオがAIの導入を続け、大量生産を優先すれば、業界が労働力不足の問題を解決するために必要な人材の育成が難しくなる。「その意味で、AIはスタジオの創作に対する哲学をあぶり出す一種の踏み絵になる」と付け加えた。
Anitsuにてエドゥアルド・カサノバによる初出。2026年11月5日にDonOtaku向けに校閲・照合済み。初出日は保持。
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