
ゼッタイ、ぜったい、好きな人。
完結ゼッタイ、ぜったい、好きな人。
異なる作家たちが手がけた、7編の短編恋愛作品を収録したアンソロジー。それぞれの物語が、初恋のさまざまな表情を描き出す。臆病な告白から、特別な何かの始まりを予感させる偶然の出会いまで。ごく普通の少女たちと少年たちが、日常の何気ない場面で、心の奥に秘めた想いに気づいていく。
最初の物語では、花くんという男の子への気持ちと向き合う少女の姿が描かれる。別の物語では、ヴィンテージの品を通して思い出をよみがえらせるカップルが登場する。三つ目の物語は、出会う運命にあったかのような二人の惹かれ合いを描く。また、きららという名のスターが登場する芸能界の恋や、夏目漱石に着想を得た文学的なつながりも描かれる。ネイルサロンでの恋や、ハム子という名の相談役のもとを訪れる楽しい相談の数々からも、愛は生まれる。
各章は独立した物語でありながら、初めて恋に落ちるときの高揚感と不安を見事に捉えている。愛は、最も予期しない瞬間に、そして最も多様な場所で芽生えるものなのだと教えてくれる。
関連作品
2010
2011
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