
雪と墨
完結雪と墨
常盤はごく普通の会社員で、従妹のあさぎと二人で静かで規則正しい日々を送っていた。穏やかで代わり映えのしない毎日は、常盤の誕生日を祝う夜、酒に酔った勢いで互いの心の奥にしまっていた秘密を打ち明け合ったことで一変する。
常盤は自分が前世の記憶を持っていることを明かし、あさぎは自分がタイムトラベラーであると告白する。互いの秘密を知った二人は、それまでの日常とは異なる運命に巻き込まれていく。
輪廻転生と時間旅行という異なる力が交錯する中で、二人の関係は次第に変化し、やがて彼ら自身も知らなかった大きな物語の渦中へと踏み出していく。SFとファンタジーが融合した、運命と記憶の物語。