
とある飛空士への追憶
完結とある飛空士への追憶
レヴァーム帝国空軍の傭兵飛行士シャルルは、ある極秘命令を受ける。敵地の真っただ中、海上1万2000キロを飛行し、皇女ファナを無事に本土へ送り届けよ、というものだった。任務を果たすため、彼は圧倒的な数の敵戦闘機や巨大な戦艦に立ち向かわなければならない。
戦いと逃亡を繰り返す中で、シャルルと皇女ファナは、本来なら許されないほど心を通わせていく。孤児として生まれた飛行士は、自分が王位継承者とは遠い存在だと知っている。それでも運命は、忠誠と義務が感情と激しく衝突する旅路で二人を結びつけた。
過去を持たない飛行士と、すでに未来を定められた少女の、禁じられた愛の物語。