
捨て悪役令嬢は怪物にお伽噺を語る
完結捨て悪役令嬢は怪物にお伽噺を語る
公爵家の令嬢シルフ・ビーベルは、ミハイル・ルクスボーン王子との結婚が決まっている。彼女の本当の夢は司書になることだが、その身分では叶わぬものだった。そこで平民を装って王立図書館に通い始めた彼女は、同じく本を愛し、貴族であることを隠すカンナ・コピエルヌと親しくなる。
互いの素性を明かした後も友情は続いたが、シルフがカンナをミハイルに紹介したことで運命が一変する。カンナはシルフを、自分を殺そうと企む嫉妬深いストーカーだと告発したのだ。シルフは檻に閉じ込められ、隣国ダーゲンヘルムの近くに捨てられる。人を喰らう怪物と恐れられるその国の王に、喰い殺されるようにと。
しかし、ダーゲンヘルムの真の王ファーバーは彼女を救う。彼は物語に強い関心を持つ青年だった。こうしてシルフは、謎めいた地で司書としての新しい人生を歩み始める。
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