
灼眼のシャナ
完結灼眼のシャナ
坂井悠二は、これまでと変わらない退屈な学期になると思いながら高校の新学期を迎えた。しかし、その日常は一変する。周囲の世界が停止し、人々が青い炎に包まれ、異形の存在が彼らを喰らい始めたのだ。同じ運命をたどる寸前、炎の髪と瞳を持つ少女が剣を手に現れ、悠二を救う。
見知らぬ少女は、悠二がすでに死んでいることを明かす。彼の正体は「トーチ」——存在を消された人間の代わりに一時的に置かれる残り火であり、やがて消え去り、生者の記憶からも忘れ去られる運命にあるという。
だが、悠二のトーチは特別だった。異世界から来た「紅世の徒」たちが彼を狙うのは、その存在が世界の均衡を揺るがしかねないからだ。何もせずにいることを拒んだ悠二は、命を救ってくれた少女と共に、侵略者たちとの戦いに身を投じていく。