
魔の断片
完結魔の断片
古びた木造の屋敷が、住む者たちに牙をむく。解剖実習に運び込まれたのは、あまりにも異様な検体だった。ある葬儀では、死者が安らかに眠ることはない。これらは、本書に収められた怪異譚のほんの一部にすぎない。
それぞれの物語は、猟奇と嫌悪から、滑稽さや官能まで、恐怖の異なる領域を描き出す。主人公たちは不気味な気配や呪い、日常を悪夢へと変える異形のものたちに直面する。
伊藤潤二が、サスペンスと暗い幻想の狭間を行く八つの独立した短編でホラーの世界に再び挑む。異常をここまで深く不穏なものへと変える手腕を、改めて見せつける一冊。
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2018
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