
凍った夏の日
完結凍った夏の日
篠原千絵による七編の短編ミステリー集。最初の物語では、千尋と遥が同級生の万里が殺人を犯す瞬間を目撃するが、誰にも信じてもらえない。やがて万里は自らを守るため、二人を追い詰め始める。表題作では、一人で留守番をしていた洋子のもとに武装した侵入者が現れ、家の売却金について問い詰める。
その他の物語では、亡くなった女性のヒモの男が遺産目当てに殺したのではないかと疑う真理子、万引きの疑いをかけられた和美を見知らぬ男が助けるが「借りができた」と言い放つ話、人気者の男子に告白するも即座に振られてしまう美奈子の話などが描かれる。
どの物語も、見かけに惑わされやすい真実をめぐるジレンマを描き出している。
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1986
1992
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