
奇異太郎少年の妖怪絵日記
完結奇異太郎少年の妖怪絵日記
奇異太郎は、人並み外れて鋭い霊感を持つ少年。その力がもとで家の開かずの蔵に足を踏み入れてしまい、家族から家を追い出されてしまう。行くあてのない彼は、空き家となっていた古い一軒家に住み着くことに。そこで出会ったのは、その家に棲む座敷童子の鈴だった。やがて二人の存在は、日本の伝承に語られるさまざまな妖しを引き寄せていく。最初に現れたのは、行く手を阻む壁として姿を現すぬりかべ。続いて、破れた障子に無数の目として浮かび上がるもくもくれんがやってくる。
日を追うごとに、奇妙で風変わりな妖怪たちが次々とこの不思議な共同生活に加わり、家の中は混乱と滑稽な出来事であふれていく。奇異太郎と鈴は、気ままで予測不能な来訪者たちと向き合いながら、自分たちを取り巻く妖怪という神秘の世界を探っていくのだった。
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