
じょしらく
完結じょしらく
五人の若い落語家が、高座と楽屋を共にする。高座では伝統的な滑稽噺を演じる。座布団に座った一人が、身振りと声だけで何人もの人物を演じ分けるのだ。客が帰ると、五人は楽屋に集まっておしゃべりを始める。
楽屋での話題は実にさまざまだ。日常の習慣、癖、ちょっとしたこだわり、そしてどこからともなく湧いてくるばかげた疑問。それぞれが自分の性格と持ち前の発想を持ち寄るので、単純な疑問から始まった話が、たいていは出発点とはまったく関係のないとんでもない結論に行き着いてしまう。
物語は、大きな事件のないそんな日常を追いかける。高座で噺家が客に別れを告げたあと、楽屋でこそ喜劇が始まるのだ。
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2012
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