
いなり、こんこん、恋いろは。
完結いなり、こんこん、恋いろは。
伏見いなりは、クラスメイトの丹波橋に片思いをしている。ある日、彼に近づこうとして、クラス全員の前でうっかり彼を辱めてしまう。彼は謝罪を受け入れず、さらにいなりは、彼がたぶん別のクラスメイトである墨染に気があるらしいと知ってしまう。墨染は信じられないほど可愛い女の子だ。
いなりが思い悩んでいると、白い毛並みの狐の女神、宇迦之御魂神に呼び出される。その朝、小さな狐の精霊を助けたお礼に、女神は願いを一つ叶えてやると言う。いなりは考える間もなく、墨染になりたいと願ってしまう。案の定、願いは彼女の期待通りにはいかず、心優しい女神は神の掟を破って、彼女に自由に変身できる力を与える。
これでいなりは思いのままに姿を変えられるようになった。新しい力を使って丹波橋の心を射止めたいという誘惑はとても強い。しかし、その力を使いすぎれば、彼女も女神も天照大神の怒りを買うことになるかもしれない。
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