
放浪息子
完結放浪息子
二鳥修一は、お菓子作りが趣味の物静かな小学5年生。繊細な性格で、昔から女の子らしいと思われてきた。転校先の学校で姉と間違えられたことをきっかけに、高槻よしのという背が高く男の子っぽい女の子と隣の席になる。周囲から「高槻くん」と呼ばれる彼女と修一の間には、互いに隠しておきたい共通の秘密があった。修一は女の子になりたいと願い、よしのは男の子になりたいと願っていたのだ。
思春期を迎え、身体に変化が現れ始めると、二人だけの秘密は次第に重くのしかかるようになる。自分たちの性別に対する違和感と向き合いながら、修一とよしのは、本当の自分らしくいられる方法を少しずつ模索していく。クラスメイトの視線や周囲の無理解、そして自分自身の迷いと向き合いながら。
物語は、彼らが学校生活を送る年月に寄り添い、混乱や友情、自己発見の瞬間を繊細に描き出していく。
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