
ひぐらしのなく頃に 宵越し編
完結ひぐらしのなく頃に 宵越し編
雛見沢の惨劇から二十年。山間の小さな村は、すっかり幽霊屋敷のような場所と化していた。数百人もの命を奪ったガス漏れ事故と、それを取り巻く数々の噂が、どんなに好奇心の強い者でさえも遠ざけてきた。しかし、ある雨の夜、偶然が五人の見知らぬ者たちをこの廃村へと導く。その中には、園崎魅音の姿もあった。
嵐を避けるため、旅人たちは古びた古手神社に身を寄せるが、そこにはすでに先客がいた。魅音は、友人が行方不明になったという音部明と再会する。強制的な共同生活は、その場にいた一人が殺されているのが見つかったことで、脆くも崩れ去る。
疑心暗鬼が渦巻き、いくつかの視線は魅音へと向けられる。何しろ彼女は、二十年前の雛見沢の大惨事で死んだはずの人物なのだから。生者たちが神社の廊下を歩き回る中、村に眠っていた何かが再び目を覚まそうとしていた。
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