
フジコの奇妙な処世術 -ホワイトスネイクの誤算-
完結フジコの奇妙な処世術 -ホワイトスネイクの誤算-
グリーン・ドルフィン・ストリート刑務所で、空条徐倫は奇妙な光景を目にする。一人の囚人が、フジコという名の別の囚人に必死に絵を描いてくれるよう懇願していたのだ。フジコは囚人たちの間で大人気の春画師であり、やがて徐倫に近づき、その腕前を売り込んでくる。徐倫は春画の依頼こそ断ったものの、フジコが何気なく描いた自分の無邪気なスケッチに心を奪われ、それを買い取ることにする。
徐倫が知らないのは、フジコがスタンド使いであり、ホワイトスネイクからある使命を帯びて送り込まれた存在だということ。その目的は、徐倫が持つ空条承太郎の「ディスク」を回収することだった。徐倫の身に奇妙な感覚が起こり始めたとき、彼女はまだ、その不調の原因が、今や自分の手元にある一見無害なその絵に直接関係しているとは疑う余地もなかった。
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