
だから僕は、Hができない
完結だから僕は、Hができない
加賀良介は高校生で、筋金入りのロマンチストであり、自他ともに認めるスケベである。ある雨の午後、彼は疲れ果てた様子の赤い瞳の美しい見知らぬ少女と出会い、自宅に招き入れて雨宿りをさせ、必要な助けを申し出る。少女の返答は、彼の胸に何かを突き刺すことだった。
少女の名はリサラ・レストール。一級死神であり、自らの目的のために人間界へ降りてきた死の女神である。人間界に留まるには契約が必要であり、良介は知らぬ間に自分のエッセンスを貸し与えることを承諾してしまう。だが予想外だったのは、リサラが選んだエッセンスの抽出方法だった。彼の寿命を奪う代わりに、挑発を繰り返して彼のスケベ心を奪おうとしているらしい。
手に負えない性格の死神と自らの本能の板挟みになりながら、良介は二人を結ぶ絆に適応していかなければならない。