
終末の声
完結終末の声
飴谷玲は、かつて天才トランペット奏者と呼ばれた過去を持ちながら、今はただ死ぬことだけを望んでいる。代わり映えのしない学校生活は、下駄箱に見知らぬ手紙を見つけたことで一変する。偽の告白だと思いながらも、その場のノリで待ち合わせ場所へ向かうと、そこには神園ソラという謎めいた少女が待っていた。彼女は玲に、世界を滅ぼすための協力を求める。
神園ソラは、神によって遣わされた黙示録の七人の天使の一人であり、世界の終わりを告げるラッパを吹く役目を負っていた。だが、彼女には楽器を演奏する技術がない。必要なのは、玲にたった七日間でラッパの吹き方を教わることだった。玲は、自らの最期を早めたい一心で即座に承諾する。
しかし、期限が迫るにつれ、二人の暗い過去が明らかになり、それぞれの信念が揺らいでいく。
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