
新本格魔法少女りすか
完結新本格魔法少女りすか
釘宮キズタカは、自分は天才であり、人が幸せになる唯一の方法は自分の意志に従うことだと信じている十歳の少年。自分の野望のために「使える駒」を探していた彼は、『時の赤い魔女』と呼ばれる同い年の魔法使い、水倉りすかを見つける。
りすかは、神とも悪魔とも呼ばれるほど強力な魔法使いである父を追って、扉を通って魔法の王国を去った。魔法使いたちが閉じこもって暮らし、人間から恐れられている長崎の地で、彼女は悪しき魔法使いたちを狩り続けている。彼女の血には時間を操る呪文が宿っており、自らの命を最大の力を発揮できる年齢まで進めることさえできる。
キズタカは人間界の案内役を申し出るが、それは親切心からではない。彼は彼女の中に、これまで出会った中で最も価値のある駒を見出していたのだ。二人の間には、りすかが追い求めるものと同じくらい危険な関係が築かれていく。
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