
ぽんこつポン子
完結ぽんこつポン子
近未来、静かな海辺の町。吉岡は妻を亡くしたばかりで、残りの人生をただ穏やかに過ごしたいと願っていた。そんな父の健康と孤独を心配した子どもたちは、日常生活を手助けする家事支援ロボットを送ることを決める。
そのロボットがポン子だった。人型をした旧式モデルで、この時代ではすでに時代遅れとされている。ポン子は吉岡のために懸命に尽くそうとするが、その不器用さとあふれんばかりの熱意のせいで、どんな仕事も小さな大騒動になってしまう。
ポン子の到来によって、吉岡の静かな日常は一変する。故障や行き違い、思いがけない出来事の数々。おしゃべりでそそっかしいこのロボットと、老人は向き合いながら暮らしていくことになる。ポン子は、そのやり方で、空っぽだった家に騒がしさと温もりをもたらしていくのだった。
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