
怨霊十三夜
完結怨霊十三夜
江戸時代、盲目の女・お波は、盲人の旅芸人の息子・新助と恋に落ちる。やがて身ごもったお波だったが、新助に捨てられ、座頭の掟により右手と両耳を切り落とされる。それでもお波は、腹に宿した命のために生きる道を選ぶ。
彼女の物語は、本書に収められた十三の怪異譚のひとつにすぎない。上村一夫は日本の民間伝承を通して、愛、肉欲、嫉妬、そして憎しみを描き出す。女の心に怨みを植え付けた男たちは、夜ごと、怒れる怨霊の復讐に直面する。
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