GKIDS、実写版『ルックバック』を12月30日に米国劇場公開
是枝裕和監督による実写化作品が、2027年1月の全国拡大公開に先立ち、選定劇場で上映される。
『ルックバック』は、藤本タツキの漫画を初めて実写化した作品で、米国での公開日が決まった。GKIDSは、是枝裕和監督によるこの映画が12月30日に選定劇場で公開され、2027年1月15日に全国拡大公開されると発表した。
発表と同時に、配給会社は新しい予告編を公開した。映像には、絵を描くことと漫画への愛情で結ばれた2人の少女の友情の物語が映し出される。原作のコマを直接思わせる場面や、押山清高が脚本・監督を務めた2024年のアニメ版からの明確な影響も見られる。
机に向かって絵を描く2人の少女。プレスリリースでは、この映画を「紙にインクで手書きされた、芸術的プロセスへのラブレターであり、互いの創作を追い求めることが私たちの記憶に最も深い痕跡を残すということについての瞑想」と説明している。
映画祭を巡る道のり
『ルックバック』 はヴェネチア国際映画祭でワールドプレミアを迎えた。その後、トロント国際映画祭を経て、最近ではBFIロンドン映画祭で上映された。批評は好意的で、Yahooのレビューでは、子役を導く是枝の手腕と、視覚的に細部まで作り込まれたドラマを構築する力が評価された。
是枝はカンヌでパルムドールを受賞し、アカデミー賞にもノミネートされたばかりだ。これほど愛されている漫画 『ルックバック』 の実写化に挑むことは、主に家族や社会を描くドラマを手がけてきた彼のフィルモグラフィーにおいて興味深い転換点となる。原作は短く、親密で、創作のプロセスに深く焦点を当てており、彼の演出スタイルと合致するものだ。
GKIDSと実写への賭け
GKIDSは、宮崎駿監督のアカデミー賞受賞作 『君たちはどう生きるか』 を含む、評価の高いアニメーションの配給で知られている。現在、同社は実写作品にもカタログを広げている。控えている重要な公開は2本ある。今週金曜日に公開される 『秒速5センチメートル』と、アカデミー賞受賞作 『ゴジラ-1.0』の続編 『ゴジラ マイナスゼロ』で、こちらは11月6日に北米の劇場でデビューする。
アニメ版 『ルックバック』 は2024年に公開され、非常に高い評価を受けた。メランコリー、友情、絵を描くことへの愛情が混ざり合った作品は、 『チェンソーマン』と同じ作者である藤本の漫画のファンの心に深く響いた。
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