『進撃の巨人』グリシャ・イェーガー役の声優・土田大さん、54歳で死去
『龍が如く』や『鉄拳』でも知られた声優が、10月11日に心不全のため亡くなった。
声優の土田大さんが2026年10月11日、心不全のため54歳で亡くなった。所属事務所の81プロデュースが10月20日に公式声明で発表し、家族が近親者のみで葬儀を営んだこと、30年以上にわたる活動を支えたファンへの感謝を伝えた。
1972年2月8日生まれ、東京都出身。土田さんはその幅広さにおいて珍しいキャリアを築いた。 特撮 の実写からアニメ、ゲーム、海外作品の吹き替えへと活動の場を広げ、それぞれの領域で印象的な役を残した。
アニメファンにとってその声は、 グリシャ・イェーガー、エレンの父という役に結びついている。 『進撃の巨人』でのことだ。シーズンごとの登場回数は少ないが、物語に与える影響は極めて大きい人物だった。その抑制が彼の演技に有利に働いた。グリシャのすべての場面に意味があり、訃報を受けてファンがすぐに指摘したように、土田さんはその声に重みを与えていた。
ニンジャブルーから吹き替えブースへ
それ以前に 特撮 ファンは彼を サイゾウとして知っていた。1994年のスーパー戦隊シリーズ 『忍者戦隊カクレンジャー』のニンジャブルーだ。初期の実写作品のひとつで、日本の一世代の視聴者にその名を知らしめた。その後、 『ウルトラマンデッカー』でHANE2の声を担当し、再びこのジャンルに戻っている。
アニメの出演作には、長く続くフランチャイズで名前のある脇役が並ぶ。 『NARUTO -ナルト-』のナミアシ・ライドウ、 『ONE PIECE』 のカポーティ、 『STEINS;GATE』のジョン・タイター。 『ポケットモンスター XY』のプラターヌ博士、 『ダンまち』 のガネーシャ、 『ソウルイーター』の中務正宗などの声も担当した。
ゲームでも同様に息の長い活躍を見せた。 『鉄拳』シリーズのフェン・ウェイ、 『ソウルキャリバー』のザサラメール、 『ストリートファイターV』 のネカリ、 『仁王』の黒田長政を演じた。だが、この分野で最も長く続いた仕事はセガと龍が如くスタジオの 『龍が如く』 (『Like a Dragon』)シリーズだった。2005年の第1作から2026年2月発売の 『龍が如く3 外伝 闇の絆』まで、ホストクラブの店長カズキを演じた。
ハリウッドとピクサーの日本語吹き替え
日本国外でも、知る人は少ないながら映画館でその声を耳にすることができた。 『インセプション』 と 『ダークナイト ライジング』でジョセフ・ゴードン=レヴィットの吹き替えを担当し、 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』 シリーズではショーン・ガン、2012年のティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズのアニメシリーズではドナテロの声を当てた。子どもたちには、何よりピクサーの 『カーズ』 シリーズのライトニング・マックィーンとして親しまれていた。
訃報を受けて龍が如くスタジオは別れのメッセージを公開した。
「 『龍が如く』シリーズでカズキを演じられた土田大様がご逝去されました。RGGスタジオ一同、謹んでお悔やみを申し上げるとともに、心よりご冥福をお祈りいたします」
『龍が如く3 外伝』 のディレクターは、スタジオでの自身の駆け出し時代を振り返る個人的な思い出を添えた。「新人だった私のことを現場でいつも気にかけてくださいました。ご一緒できたことを決して忘れません。情熱的な演技をありがとうございました、土田さん」 のディレクターは、スタジオでの自身の駆け出し時代を振り返る個人的な思い出を添えた。「新人だった私のことを現場でいつも気にかけてくださいました。ご一緒できたことを決して忘れません。情熱的な演技をありがとうございました、土田さん」
訃報は、複数の世代の視聴者やプレイヤーに届く作品群を残した。土田さんは54歳だった。
土田大さんのどの役が一番印象に残っていますか。コメントで教えてください。
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