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『一人之下』の対戦格闘ゲームが12月配信へ。PCとモバイルのクロスプレイ対応

Tencentは11月4日から、発売前に戦闘を調整するためデータ削除ありの有料クローズドベータを開始する。

Laura Martínez 2026年10月15日

中国漫画を原作とする3D対戦格闘ゲーム 『一人之下』 (一人之下)の配信時期が2026年12月に決まった。発表したのはTencentで、11月4日に始まる最終クローズドテストの参加者募集をすでに開始している。このテストは有料で、終了時にデータは削除される。

ベータはPCと、iOS・Android・HarmonyOS搭載のモバイル端末でプレイ可能。進行状況はPCとスマートフォン間で共有され、QQアカウントでプレイする人はWeChatアカウントのプレイヤーと対戦できる。ただし、一方のアカウントのデータがもう一方に引き継がれることはなく、ログイン手段ごとに別々のプロフィールが保持される。

テストに参加するには申し込みフォームへの入力が必要で、プラットフォームとアカウントの選択を間違えないように注意したい。選ばれたプレイヤーは、1つのシステムでしかアクセス権を受け取れないからだ。申し込み時のうっかりミスで参加機会を逃さないための重要なポイントと言える。

他作品のコピーではない戦闘システム

開発を手がけるのはMorefun Studiosで、 『NARAKA: BLADEPOINT』で知られるTencentのチームだ。本作は、多くの対戦格闘ゲームにありがちな「パンチ、キック、特殊効果」という構図から距離を置いている。技は武術、道教の修行、中国の伝統的な占術に由来する。

ボタンを連打することよりも、攻撃の順番を考えることの方が重要になる設計だ。初心者でも防御して見栄えのする打ち合いにつなげられる余地があり、メカニクスを極めたプレイヤーには長いコンボや相手の行動を読む立ち回りを突き詰める余地がある。

ステージも戦いに関わってくる。完全な3Dの戦場が用意され、空中投げやダウン、空中復帰が可能だ。各試合が本物の武術の応酬のように感じられるテンポを目指しており、どちらが先にコンボを叩き込むかの競争にはならないよう工夫されている。

漫画のストーリーも収録

対戦モードに加えて、ストーリーモードと各キャラクターの物語にも大きな比重が置かれている。原作漫画がベースとなっており、読者が知っている通りの舞台設定とキャラクターの個性が保たれている。

『一人之下』 は現在の中国漫画で最も人気のあるシリーズのひとつだ。超常的なアクション、ユーモア、陰謀が交錯する世界で、普通の人々と、受け継いだ力を使える「異人」が共存している。 『呪術廻戦』のような作品を読んだことがあれば、その前提には馴染みがあるだろう。秘密の組織、古来の術、そして自分よりもはるかに大きな争いに巻き込まれていく主人公という構図だ。

12月に配信される対戦格闘ゲーム『一人之下』のプロモーション画像。12月に配信される対戦格闘ゲーム『一人之下』のプロモーション画像。

配信が12月に決まったことで、11月のベータはサーバー、キャラクターのバランス、プラットフォーム間の体験を検証する場となる。このテストに課金要素が含まれること以外、最終的なビジネスモデルの詳細や、中国と同時に世界配信されるかどうかは明らかにされていない。

中国漫画原作でPCとモバイルのクロスプレイに対応した対戦格闘ゲームに興味はあるだろうか。ベータに参加してみたいか、それとも正式配信を待ちたいか、コメントで教えてほしい。

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