スペイン人作家Oh_miauがMANGA Plus Creators月間賞を受賞し、少年ジャンプ+でデビュー
読み切り『夏嵐が来る!』が10月21日に日本語・英語・スペイン語で公開
スペイン人作家 Oh_miau が MANGA Plus Creators by SHUEISHA の月間賞で金賞を受賞した。受賞作は読み切り 『夏嵐が来る!』 (原題: 『¡Se acerca una tormenta de verano!』)。集英社の発表によると、作品は10月21日0時に 少年ジャンプ+アプリで公開される。
海外クリエイター向けプラットフォームから作品が 少年ジャンプ+に掲載されるのは今回で3度目。前回は2026年5月21日、NÉOの 『Little Monster』だった。スペイン語で応募されたマンガがここに届くのは初めてのことだ。
Oh_miauは2026年6月、 MANGA Plus Creatorsを通じて作品を応募した。これは日本の出版社がLink-U Technologiesと共同で2022年8月から運営するサービスで、日本国外のクリエイターを対象に、英語とスペイン語の作品を受け付けている。2022年8月から2026年9月までの応募作品数は34,000以上、投稿回数は約87,000にのぼる。
Oh_miauの少年ジャンプ+デビュー告知バナー。©️ Oh_miau / SHUEISHA金賞には賞金100万円と掲載権が含まれる。日本語版は 少年ジャンプ+、英語版とスペイン語版は MANGA Plus by SHUEISHAで公開される。同じ10月21日には、デビューを記念してサイト ジャンプルーキー! で作者インタビューが公開される。
16歳から描き続ける21歳の作家
Oh_miauは21歳で、16歳のときにマンガを描き始めた。アニメやマンガに出会ったのも同じ時期だという。SNSや投稿プラットフォームで自作の物語やイラストを発表している。公開に合わせたインタビューでは、最初から自分の物語を作りたいという衝動に突き動かされてきたと語っている。
上達の方法はシンプルで、描くことだ。「物語を作って描くことは、絵を学ぶうえで最も効果的な方法のひとつ」だと話す。物語を思いつくと形にしたくなり、描けないものはすべて解決しようと自分を追い込む。小説、マンガ、映画など、触れた作品の好き嫌いの理由を分析し、その結論を自分の制作に生かしてもいる。
集英社の講評
編集長の MANGA Plus by SHUEISHAの細野修平編集長が、受賞作への公式コメントを寄せている。作者が青春の一瞬を「詩的かつダイナミックに」描いている点や、奥行きと個性のある絵が物語に重みを与えている点を評価。具体的には、屋上のシーンの広がりと、雨の中を走るシーンの力強さの2場面に言及している。
「あまり『ジャンプらしくない』かもしれないが、マンガの可能性を示す傑出した表現だ」と細野は述べている。
このコメントは、出版社が繰り返し示してきた方針、つまり 少年ジャンプ+ を日本国外のクリエイターに開き、その作品を世界に届けるという方向性に沿うものだ。
Oh_miau『夏嵐が来る!』の表紙。©️ Oh_miau / SHUEISHAOh_miauの読み切りが公開されたら読みますか? スペイン人作家が日本のマンガに入っていくこのルートについて、コメントで意見を聞かせてください。
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