Kodansha USAがマンガ16作品の新規ライセンスを発表、アニメ化が決まった「満州アヘンスクワッド」も
同社はデジタル配信中の複数作品について紙版の発売を確認し、新シリーズは2027年秋に登場する。
Kodansha USAはニューヨークで開催したイベント「Kodansha House」で、まとまった数のライセンス取得を発表した。新たに加わる作品のなかでも注目は 「Zacha's Undying Love」、 「Jackpot Girls」 、 「満州アヘンスクワッド」で、最後の作品はアニメ化も決まっている。新シリーズはすべて2027年秋を通じて刊行される。
同社はまた、デジタル配信中の複数作品が2027年1月から4月にかけて「Kodansha Print Club」レーベルから紙版になると明らかにした。紙の本を好み、こうした版を長らく待っていた読者にはうれしい知らせだ。
Print Clubの紙版ラインアップ
デジタルから紙へ移行する作品のリストは長く、幅も広い。 「Burn the House Down」は全8巻のサスペンスドラマで、2023年にNetflixで実写ドラマ化された。物語は山内しずかが御手洗家に家政婦として潜入し、13年前に家族を苦しめた火事の真相を探るというもの。
紙版になる作品の一つ、「Burn the House Down」のビジュアル。ほかにも 「When Arika Went Missing」が登場する。失踪したアイドルと、彼女を見つけるためにグループへ潜入する親友の宮島奈々を描く作品だ。そして 「満州アヘンスクワッド」は日本の傀儡国家だった満州国を舞台に、植物学の知識を使ってアヘンを作り家族を救おうとする青年・日方勇を追う。このマンガは今月初めにアニメ化が発表された。
失踪したアイドルをめぐる物語、「When Arika Went Missing」の表紙。
今月アニメ化が発表されたマンガ、「満州アヘンスクワッド」。Print Clubにはほかにも 「Kamakura Bakeneko Club: Uncanny Cat Tales」が加わる。猫にまつわる怪異譚を集めた作品だ。 「Umwelt and Other Stories」は「海獣の子供」の作者として知られる 五十嵐大介による10編の短編集。さらに 「Futarijime Romantic」は 「ひとりじめマイヒーロー」 の続編で、高校卒業後の健介と支倉を再び描く。
猫にまつわる怪異譚を集めた「Kamakura Bakeneko Club: Uncanny Cat Tales」。2027年秋の新規ライセンス
新規ライセンス作品はロマンス、百合、ファンタジー、サスペンスと多岐にわたる。 「Zacha's Undying Love」 は失った恋人を探す吸血鬼が、老女・ツグミとその孫娘たちの家にたどり着く物語。 「Jackpot Girls」 は高校時代からの友人であるチエとカナエが宝くじで7億円を当て、将来の計画が一変するさまを追う。
そのほかのラインアップには 「Mr. Wrong, Right?」がある。三角関係を織り交ぜた学園ロマンスだ。 「Twilight Town」は無法地帯を舞台にした監獄スリラー。 「The Saintess Has No Magic Power」は力を持たない聖女と、同じく魔法を使えない王女を描く百合ファンタジーだ。
Kodansha USAはこれらの新規ライセンス作品について、正確な発売日や価格はまだ明らかにしていない。ただ、2027年秋が英語圏のマンガ読者にとって慌ただしくなるのは確かだ。
今回の発表で気になる作品はあるだろうか。どの作品を本棚に迎えるか、ぜひコメントで教えてほしい。
言及された作品
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