
おざ式
完結おざ式
1970年代の日本。ごく平凡な男が、日常生活に潜む不条理で官僚的なルールに立ち向かう。ありふれた日常のひとつひとつが、非論理的な規則と手続きの迷宮と化し、彼の忍耐と常識を容赦なく試していく。
シュールでコミカルな短編の連なりを通して、主人公は社会的・行政的な規則が人を混乱させ苛立たせるためだけに作られたかのような世界を、なんとか渡り歩こうとする。些細な煩わしさとして始まったものは、やがて意味をなさないように見えるシステムとの闘いへと変わり、読者を社会を律する規範の背後にある論理そのものへと問いを向かわせる。
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1968
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