
この世界がゲームだと俺だけが知っている
完結この世界がゲームだと俺だけが知っている
相良ソーマは、一日中ゲームをプレイするか、ゲームのことを考えて過ごす筋金入りのゲーマーだ。幼い頃からゲームの中に入って生きることを想像してきた彼の願いは、従妹のマキとの約束を破ってゲームを続けたことで叶ってしまう。マキは魔法の願い事デッキを見つけ、怒りのあまり彼を消し去ってしまったのだ。
ソーマが目を覚ますと、そこは自分がプレイしていた『ニューコミュニケートオンライン』の世界だった。初期キャラクターのレベルで、ゲームの中に閉じ込められてしまったのである。『ネコミミネコ』の名で知られるこのゲームは、罠だらけのクエスト、理不尽なレベルの敵、そしてプレイヤーを何度も死なせる大量のバグで有名だった。
死んだらリスポーンするのか、それとも本当に死んでしまうのかは誰にもわからない。しかしソーマはこの世界を誰よりも知り尽くしている。長年のやり込みで、コードの隅々のバグまで頭に叩き込まれているのだ。彼はその知識を最大限に活用して生き延びるつもりでいる。
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