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前橋ウィッチーズ、映画公開前に『春夏』をリリース

2025年のアニメから生まれたグループが、10月23日から公開中の劇場版主題歌を収めたミニアルバムを発売

Javier Fernández 2026年10月24日

グループ 前橋ウィッチーズ がミニアルバム 『春夏』 を公開直前にリリースした。対象となるのは 『劇場版 前橋ウィッチーズ 魔女見習いのエモエモリーズ』。2025年4月から6月に放送されたテレビシリーズを再構成した映画で、10月23日に日本の劇場で公開された。アルバムには映画主題歌「Amehare Make up」、グループ結成2周年記念曲「キミイロ Brand new day!!」、そして「イッサイ☆カッサイ」が収録されている。

5人のメンバーはUSENの音楽メディアのインタビューに応じ、新曲や初期曲の再録音、グループとして2年を迎えたことの意味について語った。大久保一徳が構成、中村光が撮影を担当したインタビュー全文は同社のウェブサイトで公開されている。

ロリータ風の衣装を着た前橋ウィッチーズの5人が並んでポーズをとる。ロリータ風の衣装を着た前橋ウィッチーズの5人が並んでポーズをとる。

作品を知る人が書いた歌詞

「Amehare Make up」には特徴がある。作詞を手がけたのは、前橋ウィッチーズを結成当初から応援してきたお笑いコンビ・ハライチの岩井勇気だ。百瀬帆南は、岩井が最初からグループを支え、作品内容を深く理解しているだけに、彼の歌詞を受け取れたことが特別だったと説明した。彼女によると、岩井は歌詞の各部分で何を伝えたいかを説明した最終資料を添えてくれたという。

三輪晴香はこの曲を、これまでに取り組んできた「Meteor Shower」や「天気雨ワンダーランド」といった雨にまつわる楽曲の流れに位置づけた。ここでは5人それぞれの悩みが雨に例えられ、その問題が解決して晴れ間が訪れるまで曲が進んでいく。彼女にとって、岩井が作品に寄せる愛情は歌詞の一文一文に表れており、歌うことでその愛情に応えられると感じている。

一方、日野元レイナは、シリーズを総括する映画の主題歌であることから、歌詞には5人が物語で経験したこと、つまり喧嘩や会話、共に乗り越えたすべてが詰まっていると振り返った。「こういう歌を歌えるのは、私たちが成長したからこそ」と彼女は語った。

ファンにしかわからない細部

咲川ひなのは、サビの最初のフレーズ「きゅっとしてこうやって咲いたから」を聞いて、自分の演じるアズが、5人を魔女見習いとしてスカウトした体長35センチのカエルのような生き物・ケロッペをぎゅっと抱きしめるシーンを思い出したと明かした。日野元は笑いながら「アズはいつもケロッペをぎゅっとしていた」とうなずいた。咲川はさらに、ケロッペがいなければ5人は出会うこともなかったので、前橋ウィッチーズにとって欠かせない存在だと付け加えた。

春日さくらはこの曲の跳ねるようなメロディーを挙げ、レコーディングでは実際に跳ねながら歌うイメージで臨んだと説明した。「一度聴いたら耳に残るメロディー」と彼女はコメントした。

2年間を1曲に込めて

「キミイロ Brand new day!!」は2周年への感謝として生まれた曲だが、百瀬は何年先も愛され続ける曲にしたいという意図があると説明した。咲川はこの曲を、キャラクターよりも演じる側の比重が大きい楽曲だと表現し、応援してくれた人たちに直接「ありがとう」を伝える形だと語った。

日野元はこの曲を特別なものにしている細部を指摘した。歌詞に5人のメンバーとそれぞれのキャラクターの名前が含まれているのだ。三輪は自分の名前が歌詞に書かれていると愛されていると感じるし、これほど直接的なものを歌えるのは特権だと思うと付け加えた。「この場所はずっと宝物なんだ」というフレーズが、彼女にとってその気持ちを最もよく表しているという。

春日は別の一節「笑われたってらしく行こう!」に惹かれた。欠点だらけのキャラクターたちや、ライブで演技し歌いながら成長してきたグループに合っていると感じている。三輪はこの曲での春日のラップを挙げ、レコーディングではパートを分ける前に各自が曲全体を歌うと説明した。春日のラップを聞いて、なぜ彼女に任されたのか全員が納得したという。春日は笑いながら、音楽プロデューサーから自分のラップの良さは「気持ちよく空回りしているところ」だと言われたと明かした。

2年を経て初期曲を再録音

『春夏』 には、グループの最初の楽曲「スゴスギ前橋ウィッチーズ!」と「それぞれのDoor」の2026年バージョンも収録されている。百瀬は聴いてみて、オリジナルよりも声に力がこもっていると感じ、それは自信がついたからだと分析した。三輪はより具体的に、以前は上手く歌おうと必死だったが、今は楽しむことと感情を込めることを優先し、キャラクターの個性を大切にしていると語った。

春日は「それぞれのDoor」のオリジナルバージョンでは、手のひらの小さなものに語りかけるような儚い声だったと説明した。再録音ではより遠くまで届くように歌っており、その変化はライブでの経験によるものだという。咲川は、最初は地声で高音を出すのに苦労していたが、今では無理なく出せて、表現の幅も広がったと付け加えた。

百瀬はまた、それぞれの個性を保ちながらも、ユニゾンの声が今ではずっとまとまっていると評価した。2年前は各自がバラバラだったが、今は自分の歌い方でありながら同時に一つに歌えている。日野元は比較で締めくくった。最初のレコーディングでは音楽で前橋ウィッチーズとは何かを示さなければと感じていたが、今はそれを確信を持って言える、なぜならもうわかっているからだと。

映画と次のライブで期待できること

映画について三輪は、シリーズを観ていない人にも観ていた人にも楽しめる作品で、ユーモアもありつつ、観るたびに泣けると太鼓判を押した。百瀬はテレビにはなかった新規シーンや新しい衣装、多くの歌があると振り返った。「単なる総集編ではない」と三輪は強調した。

きらびやかな装飾の背景の前に集まったグループ。きらびやかな装飾の背景の前に集まったグループ。

グループの次のステップは、2027年1月15日と16日に東京・渋谷LOVEZで開催される単独コンサートで、金曜夜の1公演と土曜の昼夜2公演の計3公演が予定されている。春日は、これまでを振り返る集大成であり、前橋ウィッチーズがこれからどこへ向かうのかが見えるライブにすると約束した。

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