中国、9月に新作テレビアニメ76本を登記:ファンタジー系が圧倒
同国は1か月でテレビ向け制作が1万5000分を超え、昔話ジャンルが中心となっている。
中国のテレビアニメ市場は、目を見張る速さで成長を続けている。国内制作作品の公式登記データによると、2026年9月に承認されたのは アニメシリーズ76本で、合計 1万5208分 のコンテンツに上る。
アニメを文化産業として重視する中国の方針がはっきり表れた数字だ。そして最も目を引くのは量だけでなく、各スタジオの向かう先である。ファンタジーと昔話のジャンルが、制作全体のほぼ半分を占めている。
昔話と文化ジャンルが登記を席巻
承認されたシリーズのうち、 32本が昔話ジャンルで、7025分。これは作品数の42.1%、登記された放送時間の46.2%に当たる。中国のスタジオにとって、他を大きく引き離す人気ジャンルだ。
それに続くのは文化ジャンルで、 25本・3934分、全体の32.9%を占める。この2ジャンルを合わせると、同月に承認された全シリーズの4分の3に達する。中国のアニメは自国の伝統やルーツに根ざした物語への注力を続けており、この傾向はここ数年すでに見られていたものだ。
その他の状況
一覧の下の方には、より控えめな数字の他ジャンルが並ぶ。教育アニメは 7本・2204分で全体の9.2%。SFは 6本・1001分で7.9%となっている。
興味深いのはリアル系アニメで、1か月を通じて 468分の作品がわずか1本 あるのみ。作品数の1.3%ほどで、最も少ないジャンルだ。最後に、その他ジャンルは5本・576分で全体の6.6%をまとめている。
2026年9月のアニメシリーズ制作における変更一覧。割合順に並べると構図は明らかだ。昔話、文化、教育、SF、その他ジャンル、そして最後にリアル系。今の中国テレビアニメ産業がどこを向いているかを映し出している。
この76本のうち、どれだけが海外のプラットフォームに届くかはこれから見えてくる。近年、中国のアニメ作品の多くが国外へ進出しており、特にファンタジーや文化系の作品は、修仙小説のアニメ化や中国神話を題材にした物語などをすでに楽しんでいる視聴者層とつながっている。
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