プリキュア、悪役が主人公のスピンオフ「Dual Shadow」を発表
東映アニメーションが2027年に向けてオリジナルの物語とキャラクターによるテレビアニメを制作
東映アニメーションは今週火曜、 プリキュアシリーズの新作テレビアニメを発表した。タイトルは 「Dual Shadow ~Precure Villain Heroines~」 で、2027年に完全オリジナルの物語とキャラクターで登場する。シリーズのスピンオフとしては珍しい形だ。
この企画には面白い背景がある。 「フレッシュプリキュア!」 (2009年)の敵役イースだった東せつながキュアパッションとしてヒロインになって以来、このシリーズには「悪役はヒーローになり得る」という明確な伝統が続いてきた。今回のスピンオフはその発想を直接引き継ぎつつ、悪役たちを物語の中心に据えることで、そこにひとひねり加えている。
これまでのスピンオフとは一線を画す作品
「 Dual Shadow 」の興味深い点は、これまでのスピンオフの大半とは違う道を選んでいることだ。東映アニメーションは、本作が過去のどのシリーズのキャストにも依存しない、オリジナルの物語とキャラクターによる作品になることを明言している。これは、 「キボウノチカラ~オトナプリキュア‘23~」 (2023年)が 「Yes!プリキュア5」 の続編でキャストが大人になっていたり、 「魔法つかいプリキュア!!~MIRAI DAYS~」 (2025年)が 「魔法つかいプリキュア!」の続きを描いたりしたのとは異なる動きだ。
なお、本編シリーズは依然として好調だ。 「スター☆トゥインクルプリキュア」に続くシリーズ第23作目のテレビアニメ「キミとアイドルプリキュア♪」は2月1日に放送が始まり、現在も放送中だ。Crunchyrollが北米、中米、南米、オーストラリア、ニュージーランド、ヨーロッパ、アフリカ、中東、CISで配信している。映画「映画 キミとアイドルプリキュア♪ ふしぎな庭とふたりのひみつ」は9月18日に日本で公開され、初週3日間で観客動員35万8000人、興行収入4億4600万円(約282万ドル)を記録し、日本の興行ランキングで3位に付けた。 映画 名探偵プリキュア! 不思議な庭とふたりの秘密は9月18日に日本で公開され、初週3日間で観客動員35万8000人、興行収入4億4600万円(約282万ドル)を記録し、日本の興行ランキングで初登場3位につけた。
まだ明らかになっていないこと
東映アニメーションは「 Dual Shadow ~Precure Villain Heroines~」について、これ以上の詳細を明らかにしていない。監督が誰になるのか、どのスタジオがアニメーションを手がけるのか、2027年のいつ放送されるのかも分かっていない。キャラクター名や声優の名前も発表されていない。ただ、はっきりしているのは、シリーズが本編以外への展開を引き続き推し進めており、今回はゼロから考えられた物語でそれを実現しようとしていることだ。
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