
図書館の大魔術師
連載中図書館の大魔術師
テオ・フミスは、砂漠の村アムンに暮らす貧しい少年で、何よりも本を愛している。しかし、尖った耳と貧しい生まれのせいで周囲から軽蔑され、村の図書館に入ることさえ許されていない。彼の唯一の慰めは、誰にも責められることなく本を読める場所だと信じている「本の都」アフツァークを夢見ることだ。
彼の人生は、アフツァーク大図書館のエリート司書「カフナ」であるセドナ・ブルーとの出会いによって一変する。セドナはテオに特別な一冊を貸してくれるが、テオは彼女が去るまでにそれを読み終えることができない。本を返すため、少年は想像をはるかに超える旅へと踏み出すことになる。
その出会いをきっかけに、テオは本が知識と感情、そして運命を宿す宝物である世界へと足を踏み入れていく。そこで図書館の大魔術師になることは、彼の人生を永遠に変える夢となるかもしれない。