
現実逃避してたらボロボロになった話
完結現実逃避してたらボロボロになった話
永田カビは現実の重みから逃れるため、歯止めなく酒を飲み続けていた。日々の不安や生きづらさをアルコールでごまかす生活は次第に破綻し、彼女の心身は静かに壊れていく。転落のスパイラルは加速し、ついには耐え難い腹痛に襲われて病院へ運ばれることになる。そこで下された診断は急性膵炎。即入院となり、点滴と絶食の日々が始まった。
これを境に、作者は人生の新たな局面と向き合うことを余儀なくされる。退院後も続く体調不良や食事制限と折り合いをつけながら、病気と共に生きる術を模索する日々。少しずつ日常を立て直す一方で、漫画を描くことへの情熱と恐怖がせめぎ合い、創作との繋がりを取り戻すまでの道のりは平坦ではない。
これは、酒に逃げた果てにすべてを失いかけた一人の漫画家が、現実と自分自身を引き受けるまでの記録である。
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