
新・ゴーマニズム宣言SPECIAL 台湾論
完結新・ゴーマニズム宣言SPECIAL 台湾論
2000年、台湾は歴史的な転換点を迎えていた。一党独裁体制の終焉と、初の民主的政権交代である。この時代のうねりの中で、小林よしのりは台湾という国家の「建国神話」を探るルポルタージュとインタビューをまとめた評論を発表する。本書は日本と台湾の双方でベストセラーとなる。
しかし、この作品は第二次世界大戦中に台湾人女性が自ら「慰安婦」となったとする主張など、タブーとされるテーマに踏み込んだことで激しい論争を巻き起こす。批判や抗議、書籍の焼却運動にまで発展し、台湾政府は小林よしのりの入国を禁止するに至る。
それから数年後、台湾は再び国民党政権へと戻る。人々は短期的な経済的利益と、自らの民族的アイデンティティを失うかもしれないという危惧との間で、難しい選択を迫られることになる。
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