
なんで生きてるかわからない人 和泉澄25歳
完結なんで生きてるかわからない人 和泉澄25歳
和泉澄は25歳、アルバイト勤め。不安や憂うつと隣り合わせの毎日を送り、自分の人生に意味などないと感じることが多い。意欲も自己肯定感も持てないまま、自分の心身をかえりみる余裕すら失った、息の詰まるような日々に閉じ込められている。
それでも彼女は、悲観的なまなざしの奥で、ささやかなものに慰めを見いだそうとする。なぜ自分は生きているのかと自問しながら、日常にひそむかすかな変化へと目を向けはじめる。
不安を抱えたまま日々をやり過ごす人々に贈る短編。希望は、何気ない暮らしの細部に宿るのかもしれない。
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