
今際の国のアリス
完結今際の国のアリス
有栖良平は18歳の高校生。退屈な日常と漠然とした将来への不安を抱え、友人であるカルベとチョータとつるむことだけが心の慰めだった。ある夜、奇妙な花火を目にした後、三人は廃墟と化した見知らぬ街で目を覚ます。
やがて彼らは、自分たちが「今際の国」と呼ばれる謎の世界に迷い込んだことを知る。そこは、命を懸けた「げぇむ」に参加しなければ生き残れない並行世界だった。一つの判断ミスが即座に死を意味する過酷な世界で、有栖は生まれて初めて自分が生きている実感を抱く。
混乱の中で研ぎ澄まされていく頭脳を武器に、有栖は仲間と共に次々と課される死のげぇむを突破していく。やがて彼らは、この世界の秘密を解き明かそうとしながら、一つの問いに向き合い続ける。元の世界に戻る方法は、果たしてあるのだろうか。
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