SUGIZOが『DARK MACHINE』でアニメ音楽に初参加 サウンドトラックは12月発売
LUNA SEA、X JAPANのギタリストがフジテレビのeスポーツアニメのために40曲を制作。BUCK-TICKや三代目 J SOUL BROTHERSも参加。
SUGIZO は30年以上にわたり、ロックバンドを音の実験室として扱ってきた。LUNA SEAでビジュアル系の全盛期を築き、X JAPANでの活動、自身のバンドShagでのジャズロックの即興演奏へと歩みを進めてきた。そんな彼が一度も手がけたことのなかったのが、アニメ作品の音楽制作だ。 『DARK MACHINE: The Animation』は、単一の競技ゲームに支配された未来の日本を描くフジテレビのアニメで、彼にとってこの分野でのデビュー作となる。
この初仕事を軸に構築されたサウンドトラックは、CD、アナログ盤、ストリーミング配信で 2026年12月9日に発売される。アルバムにはインストゥルメンタルのスコアとアニメの主題歌を組み合わせた40曲が収録される。
本作は、 『DARK MACHINE』というeスポーツとアニメの両方で同時に展開するプロジェクトの二つの柱のうちの一つだ。主人公のカイリは、その世界で世界的な人気を誇るeスポーツ「DARK MACHINE」の最強プレイヤーを目指している。監督は寺田和史、制作はProduction +h、クリエイティブプロデューサーは谷口悟朗、カイリ役は小野賢章が務める。
公式発表は「ダークで豊かな音の風景」を約束している。機械とそれを操る者たちの物語に、SUGIZOの気質を持つギタリストが何をもたらせるかを言い表すには、妥当な表現だろう。
キャリア全体を横断するアルバム
SUGIZOはこのサウンドトラックを一人で作ったわけではない。この作品には、彼の歩みのさまざまな段階をともにした協力者たちが集まっている。 MaZDAは彼のライブバンドCosmic Dance Quintetの中心メンバー、トラックプロデューサーの Ubar-Tumar、ボカロプロデューサーの ATLOS、 Senaはビジュアル系バンドJILUKAのギタリスト、 Shinobu はMORRIE率いるCreature Creatureのメンバー、 komaki がドラムとパーカッションを担当し、Shagのメンバーもキーボード、パーカッション、ドラム、トランペットで参加している。
セッションミュージシャンの一覧というより、この顔ぶれはSUGIZOが活動してきたシーンを映す地図のように見える。
アルバムにはオープニングとエンディングのTVサイズ版も収録される。オープニングテーマは BUCK-TICKの「存在理由 カイ」、エンディングテーマは 三代目 J SOUL BROTHERSの「Galaxy Mode」だ。さらに、作中でDARK MACHINEのブランドアンバサダーとして機能するアイドルグループ Stellatusの挿入歌「Pitch Black」も加わる。井上拓が作曲したこの速くてダンサブルな曲は、アルク、スピカ、デネボラの3人が歌い、声は東山奈央、中島怜、小渕ののかが担当する。
CD、アナログ盤、そして天神英貴のジャケット
フィジカル盤は2つの形態で発売される。 2枚組CD には全40曲が収録され、完全なスコア、主題歌、挿入歌が含まれる。 2枚組LP はSUGIZO自身が選曲したセレクションで、シリーズの世界を凝縮した内容となり、全曲収録ではない。
ジャケットは、本作のメカデザイナーで、マクロスやガンダムのフランチャイズにも関わってきた 天神英貴による描き下ろしイラストだ。
「Pitch Black」は本編に先駆けて、 11月11日午前0時(日本時間)にストリーミング配信が始まる。サウンドトラック全曲は12月9日にApple Music、Spotify、Amazon Music Unlimited、YouTube Music、iTunes Storeで配信され、CDとアナログ盤も発売される。発売日にはトーク&サイン会の記念イベントも予定されている。
所属バンドがスペクタクルを身上としてきたミュージシャンにとって、興味深いのは、映像が先に主導権を握るときSUGIZOが何をするかだ。世界的な熱狂を生むゲームを描いたeスポーツドラマは、初めての依頼として奇妙なほどふさわしい。
12月に発売されたら、このサウンドトラックを聴いてみるだろうか。ダークなロックとeスポーツの組み合わせが気になるか、コメントで教えてほしい。
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