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野木亜紀子、初のオリジナルアニメ『LONA』を語る「実写ではできないことをやりたかった」

『MIU404』『ラストマイル』の脚本家が徳島のマチ★アソビに登壇し、WIT STUDIOが2027年春に放送するシリーズの初期情報を発表した。

Javier Fernández 2026年10月18日

『 MIU404』『 アンナチュラル 』『 ラストマイル』の脚本家・野木亜紀子は10月17日、徳島で開催されたイベント「マチ★アソビ」のステージに登壇し、自身初のオリジナルアニメ『 LONA』について語った。ORICON NEWSの報道によると、出発点は明確だったという。「アニメをやるなら、実写ではできないことをやるのが目的でした」と野木は説明した。

シリーズは2027年春に放送予定で、制作は WIT STUDIO。『 進撃の巨人 』の最初の3シーズンや『 SPY×FAMILY』を手がけたスタジオだ。監督は若野哲也で、『 劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』で作画監督を務めた経験を持つ。

実在する科学施設が出発点

『LONA』は、Laboratory of Optics and Neural Analysis(略称LONA)という光・神経解析センターの研究者たちを描く。物語の起点となるのは実在する科学施設、兵庫県にある粒子加速器「SPring-8」だ。野木はパンデミック前に同施設を訪れ、イベントで語ったところによると、その体験からこうした空間を舞台にした物語の構想が生まれたという。 一方、若野はこの5年間でこうした施設を5回以上訪れたと述べた。シリーズはその科学的環境と仮想世界を交差させる。「マホロヴァ」と呼ばれるVR空間があり、LDoSと呼ばれる脅威が存在する。これは接続中の人々を襲う死者のアバターだ。感染すると、現実世界でその人物の身体に変異が起きる。

イベントでは第1話の映像が約3分間公開され、仮想世界の映像や攻撃による身体への影響が描かれた。野木は科学的な部分を難しいと感じる視聴者もいるかもしれないと認めた。「少し難しいと思う人もいるかもしれませんが、VRの世界は作品の一部にすぎません。VRだけでなく、さまざまな世界が描かれます。そして、私たちの世界の現実はどうなるのか。楽しんでいただければと思います」

「アニメをやるなら、実写ではできないことをやるのが目的でした」

野木とWIT STUDIOの協業は、若野からの1本の電話で始まった。脚本家によると、ちょうど『

進撃の巨人

』の第3シーズンを終えたところで、WITの社長と仕事をするなら実写ではできないことを提案したいと考えたという。すべての始まりはそこにあり、企画はまずリモートで話し合われた。 野木はアニメの制作過程についても語った。各話の脚本を書く前に、各カットの状況とイメージをまとめた資料を用意する。若野はその資料を「神経」と名付け、そこから作品全体の表現が組み立てられていく。「アニメは実写を超える作業量が必要です。すべてを一から描かなければならない」と野木はコメントし、制作過程でアニメの感覚の重要性と、脚本への依存度の高さに気づかされたと認めた。 ステージには声優の白石晴香と鈴木愛奈も登壇した。白石は研究者・月城ルナ役、鈴木はアンドロイドのイザナミ・サラ役を演じる。白石はオーディション中に野木と若野からの手紙を受け取り、「LONAのチームに参加しませんか?」という一文を読んで感激したと話した。鈴木は自分のパートを個別に収録し、作品がみんなで作られていると感じたと説明した。

オリジナルアニメ、WIT STUDIOにとっての挑戦

若野はオリジナルアニメ制作の難しさについて率直に語った。「10年ほど前は、オリジナルアニメを作る勇気がありませんでした。あまりに大きな挑戦で、うまくいかないと思っていました。でも、オリジナルアニメの制作はますます難しくなっているのに、それでも人々は挑戦し続けていると気づいたのです」とイベントで説明した。プロデューサーはまた、そうした状況の中でWIT STUDIOはオリジナル作品を作り続けたいと語った。

キャラクターデザインは山田優子、音楽は櫻井美希が担当する。マチ★アソビのパネルはWIT STUDIOのYouTubeチャンネルとABEMAで10月25日まで視聴できる。シリーズは2027年春に放送予定で、現時点で具体的な日付は未定。

若野はオリジナルアニメ制作の難しさという話題を避けなかった。「10年ほど前は、オリジナルアニメに踏み切る勇気がなかった。あまりに大きな挑戦で、うまくいかないと思っていた。だが、オリジナルアニメの制作はますます難しくなっているのに、それでも人々が挑み続けていることに気づいた」とイベントで語った。プロデューサーはまた、そうした状況の中でWIT STUDIOはオリジナル作品を作り続けたいと考えているとも述べた。

キャラクターデザインは山田結子、音楽は櫻井美希が担当する。マチ★アソビのパネルはWIT STUDIOのYouTubeチャンネルとABEMAで10月25日まで視聴できる。シリーズは2027年春に放送予定で、現時点で具体的な日付は決まっていない。

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