ヤングジャンプが創刊48周年記念で48人の審査員によるマンガ賞を開催
大賞賞金は200万円。受賞者は同誌編集者と直接仕事をする機会を得られる。
週刊ヤングジャンプが創刊48年を記念して大規模なコンテストを立ち上げた。同誌が発表したのはヤングジャンプ48マンガ賞。連載中の作家と編集部員を合わせた48人が、応募作品を審査する。
コンセプトは明確だ。「審査員48人、才能を取りこぼさない」。各作品が複数の審査員から講評を受けられる仕組みで、通常はごく少数の人間が判断を下すこの種のコンテストでは珍しい。
大賞受賞者には200万円が贈られ、さらに同誌の編集者と直接仕事をする機会が与えられる。特別賞もあり、作家審査員賞では現在同誌で連載中のマンガ家から直接意見をもらえる。
雑誌への直接の入口
この賞の魅力は賞金だけではない。受賞者は編集者と面談して連載準備を進められる。日本の業界では、それがプロとしてのキャリアの始まりを意味することもある。マンガ家志望者にとって、そうした面談の機会は非常に大きな一歩だ。
原稿の受け付けは2027年2月28日まで。応募を考えている作家には、まだ物語を準備して送る時間がある。
週刊ヤングジャンプは集英社を代表する青年マンガ誌のひとつで、これまでに東京喰種トーキョーグール、キングダム、【推しの子】などを輩出してきた。同誌は2027年に創刊48年を迎え、このコンテストは次世代の作家を探す取り組みの一環だ。
48人の審査員が評価に加わること自体がメッセージでもある。作品の成否をひとりの好みに委ねたくないという意思の表れだ。ひとつの原稿に目を通す人が多ければ多いほど、異色の作品が居場所を見つける可能性も広がる。
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